第4回 広島RB総会




平成13年6月17日(日)
呉ポートピア内クレシェンドにて、広島RB総会が行われた。
西本代表の挨拶、2000年度活動報告、決算報告、2001年度年間計画等、総会は滞りなく進められた。

総会後、隊員同士によるミーティングが行われた。(いつものことだが、総会よりも多くの時間が、この話し合いに費やされた。)

今回、3つの名言が生まれた。
1.「心の距離」
2.「心の金額」
3.「心のランク」

「心の距離」−例え広島県の近県でなくとも、出動可能な距離であれば、やはり我々は行くべきだ。
(愛知水害への出動の是非を問う、隊員の発言に対して。)

「心の金額」−年会費(\2,000.-)を支払うことにより、隊員達は、自分が広島RB隊員であることを自覚できるのではないか?
(年会費を支払わない幽霊隊員が数多く存在し、支払っている隊員とそうでない隊員との間に不公平が生じている。年会費制度は廃止し、"寄付金"という名目に変更して、支払いたい者だけにしてはどうか?という話題で。→今期は、年会費制度はそのまま残すことに決定。)

「心のランク」−積極的に活動する隊員と、そうでない隊員とのレベルの格差が、非常に大きくなりつつある。しかし、だからと言って隊員のランク分けをすべきではない。
(活動に積極的でない隊員は、"準会員"として扱うべきだ、という意見に対して。)

白熱した議論は広島RBではごく普通なのだが、新規加入の隊員は面食らったようだ。
しかし、お互いに思いの内をぶつけ合う場は必要だと思う。

最後に、書くべきであるか否か迷ったが、水戸川副代表の発言を、要約して載せておく。

「我々は、愛知水害に出動した。
誤解を招くかもしれないが、我々には"実戦訓練"として、非常に役立った。
実際、今回の芸予地震におけるボラセン運営には、愛知で学んだ経験をそのまま生かしている。
訓練もなしに、いきなり災害に対応できるものではない。
実戦を経験しておかなければ、いざ災害が起きても何をして良いのか分からず、右往左往するだけだ・・・」

(筆者より)
※水戸川副代表は愛知水害を"訓練"と表現しているが、被災地に真っ先に駆け付け、被災者の方と直に接し、その惨状に涙を流す、心優しい漢であることを付け加えておく。

(レポート:広島RBインターネット隊副隊長 杉野)


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